
念願という言葉が一番適しているといいましょうか。このホテルに宿泊したいということがスリランカへの想いをここまで高めていたのだから。
そのホテルの名前は、CEYLON TEA TRAILS。コンデナスト・トラベラーか何かでこの存在を知って以来、ずーーーっと興味があったのに、旅の予定を企てるも毎回コロンボ空港周辺の内紛などでフライトがキャンセルになったりで過去2回断念した経緯があります。だから、ホントに6、7年越しの来訪だったのです。
ニボンゴから長い時間をかけてやってきたボガワンタラワという場所は、まさにセイロンティーの本拠地ともいうべきところ。当時英国人たちが紅茶のプランテーションを行なっていた場所に監督する彼らが暮らしていた家が、今はイングリッシュ・マナーハウスの風情を残したホテルとなっています。この家をバンガローと呼び、現在はこのエリアに4つ点在していて、各バンガローには4~6部屋を有し、専属のシェフとバトラー、マネージャーが常駐しています。
スリランカのこんな山奥に、よくもまあそっくりそのまま英国の生活様式を持ち込んだなぁ、と純粋に驚嘆できるほど、英国が詰まった空間。高地だからかまさに気候も軽井沢を思わせるほどに、朝晩は涼しく、そして一年中草花が咲き乱れるように綿密に計算し、しっかりと手を施したイングリッシュガーデンが宿泊者をさりげなく讃えています。
まずここでは朝はベッドティーから始まります。(理由は後日触れますが)マスタースイートルームに宿泊したオラは、満喫することの1つとして、この紅茶はバンガローにある東屋にてお願いしました。朝露に躍る草花、上品にさえずる小鳥たち、そして目の前に広がる美しすぎるティーフィールドにのっけから昇天です(笑)。まるで異次元、別世界。少し肌寒いくらいの外で飲む本場のミルクティーは、格別でした。これからの滞在の間、何杯の紅茶を口にしたって?それはまた別のお話。
