夏の混雑期に車で軽井沢駅へと向かうのはかなりの厳しさが伴うけれど、このしなの鉄道を上手く活用することで諸々が一気に軽減されます。地元の人達でなくても、例えばピーク時にアウトレットなど渋滞問題を緩和したい上級者だと車を沿線付近の駐車場に停めて、というような活用をされている光景を目にしたこともあります。 さて、信濃追分駅ですが、海抜955メートルに位置し、同線では一番高いところにあるみたいです。とってもローカルな風情があって、勿論繁忙期以外は当然無人駅。検札は電車の車掌さんが行ったり(!)、冬になれば性善説でほとんどスルーです。(軽井沢駅で切符にスタンプを押してもらいますが) 通勤電車のはずなのに、旅情気分まで味わえてしまうのさ。 これからお世話になるだろうこの駅、唯一の難点は軽井沢へ向かう電車のダイヤは新幹線と全くリンクしていないこと。軽井沢始発の所謂下りの路線は新幹線の到着を考慮したものだけど、こればかりは仕方ないのかな。 お隣の中軽井沢駅は図書館も携え、モダンに生まれ変わったけれど、信濃追分はどこかローカルなノスタルジアを宿したこのままの姿で或ってほしいな、とこっそり祈るのでした。 (Photo: Jul 2012 @Karuizawa)
by mafed2003
| 2012-12-23 00:00
| 軽井沢
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